SSL化してない自社サイトは信頼度ゼロ
その「保護されていない通信」、お客様も見ています
あなたの会社のホームページを、今すぐGoogle Chromeで開いてみてください。
URLバーの左側に、**「保護されていない通信」**という警告が表示されていませんか?
もし表示されていたら、それはあなたの会社のサイトがSSL化(HTTPS化)されていないことを意味します。
「うちはネットショップじゃないし、関係ないでしょ?」
「ホームページは名刺代わりだから、セキュリティなんて大げさでは?」
残念ながら、その認識は2026年の今、完全に時代遅れです。
SSL未対応のサイトは、Googleからも、訪問者からも、**「信頼できないサイト」**として扱われます。問い合わせフォームに個人情報を入力しようとしたお客様が、あの赤い警告を見て離脱している——そんな「見えない機会損失」が、今この瞬間も発生しているかもしれません。
「うちも同じかも」——気づいていない企業が大半です
実は、この問題に気づいていない中小企業は驚くほど多く存在します。
「ホームページは数年前に制作会社に作ってもらったきり」「毎月の更新もしていないし、URLバーなんて見たこともない」——こうした企業が大半です。
制作時にSSL証明書を導入していなかった、あるいは証明書の有効期限が切れたまま放置されている、というケースも珍しくありません。
さらに厄介なのは、自分では気づきにくいということ。社内のパソコンでブックマークから開いているだけでは、警告表示に意識が向かないものです。しかし、初めてあなたの会社を検索して訪問する見込み客の目には、はっきりと映っています。
- 「このサイト、大丈夫かな?」と不安に感じる
- 問い合わせフォームへの入力をやめる
- 競合他社のサイトへ移動する
たった一つの警告表示が、ビジネスチャンスを潰しているのです。
SSL化の確認方法と、放置リスクのすべてを解説します
本記事では、あなたの会社のサイトがSSL化されているかどうかを今すぐ確認する方法と、未対応のまま放置した場合の具体的なリスク、そして最短で対応を完了させる方法をすべて解説します。
技術的な知識は不要です。この記事を読みながら、一つひとつ確認していくだけで、自社サイトの現状と取るべきアクションが明確になります。
SSL化の確認と対応ステップ
今すぐできるSSL化の確認と対応ステップ
ステップ1:自社サイトのSSL状態を30秒で確認する
まずは、自社サイトの現状を把握しましょう。方法は簡単です。
確認方法:
- Google Chromeで自社サイトを開く
- URLバーの左側を確認する
| 表示 | 状態 | 緊急度 |
|---|---|---|
| 🔒 鍵マーク | SSL化済み(HTTPS) | ✅ 問題なし |
| ⚠️ 「保護されていない通信」 | SSL未対応(HTTP) | 🔴 今すぐ対応が必要 |
| ❌ 「安全ではありません」(赤字) | SSL証明書エラー | 🔴 最優先で対応 |
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さらに詳しく確認するには、URLバーに表示されているアドレスの先頭を見てください。
https://で始まっていれば → SSL化済みhttp://で始まっていれば → SSL未対応
たったこれだけで、あなたの会社のサイトが安全かどうかがわかります。
ステップ2:SSL未対応が引き起こす「4つの致命的リスク」を知る
「警告が出るだけでしょ?」と思った方、それは大きな誤りです。SSL未対応は、以下の4つの致命的なリスクを抱えています。
リスク1:Google検索順位の低下
Googleは2014年からHTTPSをランキングシグナル(検索順位の判定要素)として使用しています。つまり、SSL化していないだけで検索順位が下がります。
2023年以降、GoogleはさらにCore Web Vitalsやページエクスペリエンスを重視する方向に舵を切りました。HTTPSは「最低限の信頼基準」として扱われており、未対応サイトはSEO的に明確な不利を被ります。
せっかくSEO対策のためにブログを更新したり、キーワードを工夫したりしても、SSL化していなければ土台が崩れているのと同じです。
リスク2:個人情報保護法への抵触リスク
2022年4月に施行された改正個人情報保護法では、個人情報の安全管理措置が強化されました。
問い合わせフォームで氏名・メールアドレス・電話番号を取得しているにもかかわらず、SSL化による通信の暗号化をしていない場合、安全管理措置の不備を指摘される可能性があります。
違反した場合の罰則:
- 個人情報保護委員会からの是正勧告
- 命令違反の場合:1年以下の懲役または100万円以下の罰金
- 法人の場合:最大1億円の罰金
「うちは小さい会社だから大丈夫」は通用しません。法律は企業規模に関係なく適用されます。
リスク3:フォーム経由の問い合わせ・売上の減少
現代のインターネットユーザーは、セキュリティに敏感です。
ブラウザに「保護されていない通信」と表示されているサイトで、氏名や電話番号を入力する人がどれだけいるでしょうか?
あるWebマーケティング調査では、SSL未対応のサイトは対応済みサイトと比較して、フォームのコンバージョン率が最大40%低下するという結果も報告されています。
毎月10件あった問い合わせが6件に減っている——その原因が「SSLの未対応」だとしたら、いくらの損失でしょうか?
リスク4:サイト改ざん・なりすましのリスク
SSL化されていない通信は暗号化されていない平文(ひらぶん) でデータがやり取りされます。これは、悪意のある第三者による通信の傍受(盗聴)や改ざんが技術的に可能な状態です。
- お客様が入力したフォームの内容が盗み見られる
- サイトの表示内容が途中で書き換えられる(中間者攻撃)
- フィッシングサイトへの踏み台にされる
万が一、顧客情報の漏洩事故が発生すれば、損害賠償・信用失墜・事業継続の危機に直結します。
ステップ3:SSL化を完了させる具体的な方法
SSL化の方法は、サイトの運用状況によって異なります。
パターンA:レンタルサーバーで運用している場合
多くのレンタルサーバーでは、無料SSL証明書(Let's Encrypt) が管理画面からワンクリックで導入できます。
| サーバー | 無料SSL | 設定方法 |
|---|---|---|
| エックスサーバー | ✅ あり | サーバーパネル → SSL設定 |
| さくらのレンタルサーバ | ✅ あり | コントロールパネル → ドメイン/SSL |
| ロリポップ | ✅ あり | セキュリティ → 独自SSL証明書導入 |
| ConoHa WING | ✅ あり | サイト管理 → セキュリティ → 無料独自SSL |
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パターンB:制作会社に管理を任せている場合
制作会社に「SSL化をお願いしたい」と連絡するだけでOKです。ただし、以下の点に注意してください。
- 費用の確認:無料SSLで対応可能か、有料証明書が必要か
- リダイレクト設定:httpからhttpsへの自動転送(301リダイレクト)を必ず設定してもらう
- 混在コンテンツの修正:画像やスクリプトがhttpのまま残っていないか確認
パターンC:自社で対応するリソースがない場合
「レンタルサーバーの管理画面の操作がわからない」「制作会社との契約が切れている」「そもそもサイトの管理者が誰かわからない」——こうしたケースも少なくありません。
このような場合は、Webサイトの現状を丸ごと診断してもらうのが最も効率的です。SSL化だけでなく、サイト全体のセキュリティやSEOの問題点をまとめて洗い出し、優先順位をつけて対応できます。
当社の月額制の自社DX推進部では、Webサイトの無料診断を入り口に、SSL対応からSEO改善、セキュリティ強化まで、御社の「IT担当者」として継続的にサポートしています。社内にIT人材がいない企業でも、月額制で必要な分だけプロの支援を受けられる仕組みです。
SSL化対応の3パターン
こんな企業は今すぐ確認してください
- ホームページを作ってから3年以上、セキュリティの見直しをしていない
- 自社サイトに問い合わせフォームを設置している
- 最近、問い合わせの数が減った気がする
- サイトの管理を誰がしているかわからない
- 「保護されていない通信」の警告を見たことがある(または確認したことがない)
一つでも当てはまるなら、今日この瞬間にも機会損失が発生している可能性があります。
改正個人情報保護法の施行から数年が経過し、行政の監視も厳しくなっています。「知らなかった」「小さい会社だから」は免責の理由になりません。罰則の対象になってからでは遅いのです。
対応は早ければ早いほど、失われる問い合わせ・売上・信用を最小限に抑えられます。
まとめ
SSL化まとめ
SSL化は、もはや「やったほうがいい」ではなく**「やっていなければ信頼されない」時代**です。
本記事のポイントをまとめます。
- URLバーの確認は30秒でできる——今すぐ自社サイトをチェック
- SSL未対応は検索順位の低下・法令違反リスク・問い合わせ減少・情報漏洩の4重リスク
- 改正個人情報保護法では、安全管理措置の不備に最大1億円の罰金
- レンタルサーバーなら無料SSLがワンクリックで導入可能
- 自社で対応が難しい場合はプロに無料診断を依頼するのが最短ルート
「たかがSSL」と思うかもしれません。しかし、その「たかが」が、あなたの会社の信頼・売上・法的安全を左右しています。
まずは今すぐ、自社サイトのURLバーを確認してください。 もし「保護されていない通信」と表示されていたら、この記事で紹介した方法で対応を始めましょう。自社での対応が難しい場合は、無料のサイト診断から始めてみてください。あなたの会社のWebサイトが抱えるリスクを、まとめて可視化できます。